能楽金春祭りのご案内
銀座金春祭り路上奉納能
銀座八丁目にある銀座金春通りにて、毎年8月7日に路上奉納能を催しております。
長年、真夏の銀座の風物詩として親しまれています。
銀座金春通りオフィシャルウェブサイトからも能楽金春祭りの様子をご覧いただけます。
日時 令和6年8月7日(水) 午後6時 観覧無料
※当日午後4時より、金春通りにおいて、座席指定券をお一人様につき一枚、配布いたします。(座席数には制限があります)
午後5時45分までにご着席ください。座席券をお持ちでも、それ以降のご着席は出来ませんのでご注意下さい。
座席券をお持ちでない方も、後方での立ち見が可能です。
場所 銀座八丁目中央通り博品館裏 金春通り・スリーエイトビル前 仮設御旅所
解説:森 瑞枝(金春流能楽師)
能奉行:山本泰人(中央区長)
番組
延命冠者 大藏 彌太郎
父尉 金春 安明
鈴之段 大藏 吉次郎
獅子三礼 金春 憲和
高橋 忍
金春 穂高
笛 栗林 祐輔
小鼓 田邊 恭資
大鼓 柿原 孝則
太鼓 梶谷 英樹
後見(シテ方)井上 貴覚
後見(狂言方)大藏 基誠
地謡 辻井 八郎
山井 綱雄
本田 芳樹
本田 布由樹
終演予定午後7時
※雨天の場合は、当所で略式で演じます。尚、座席券は無効、立見となります。
※下記のアドレスにてライブ配信を行います。
https://www.facebook.com/komparuginza
能楽講座
能楽講座はすべて事前申し込み制です。
事前にお申し込みの無い方はご入場いただけません。
申込開始日:7月1日(月)午前10時
申込みフォーム:準備中
日時 | 内容 | 講師 |
8月1日(木) | 講演「江戸時代の変体仮名資料を読もう」 | 金春安明(金春流前宗家) |
8月2日(金) | 謡体験 | 高橋忍(金春流能楽師) |
8月3日(土) | 講演「扇の裏表」 | 本田光洋(金春流能楽師) |
8月5日(月) | 謡体験 | 林美佐(金春流能楽師) |
8月6日(火) | 講演「能楽と武芸‐金春家歴代を中心に」 | 宮本圭造(法政大学能楽研究所所長) |
午後2時開始(午後1時30分開場)
入場無料、要事前申し込み、定員15名程度。
講演は90分程度、謡体験は60分程度を予定しております。
講演は、後日このページでアーカイブ配信いたします。
会場:東京都中央区銀座8-8-19 伊勢由ビル2階ギャラリー 電話03-3571-5388(伊勢由)
能楽写真展示
能楽写真家の辻井清一郎氏、国東薫氏が撮影された舞台写真を、期間限定でこのページに掲載いたします。
掲載期間:8月1日(木)~7日(水)
金春祭りの由来
銀座金春通りの名は、かつてこの地に金春屋敷があったことに由来するものです。
現在その名残は金春通り、金春色、金春芸者といった言葉として残っております。
また金春屋敷跡を示す銘板は、銀座八丁目中央通りにてご覧いただくことができます。
能楽金春祭りは「金春通り会」と「(公社)金春円満井会」の主催により開催され、第1回能楽金春祭りは昭和60年8月に行われました。
以来、毎年開催し銀座金春通りの恒例行事となりました。
その演目は金春流が古来より奈良の地で受け継いできたもので、春日若宮おん祭りにて演じられる「弓矢立合」や、興福寺薪能にて演じられる「延命冠者」「父尉」などを基とし構成されています。
路上での演能ということで驚かれる方もいるかも知れませんが、春日若宮おん祭りでは、昔から浅靴を履いて路上(鳥居の下)にて演じられてきた、とても由緒有る上演形式なのです。
また5年毎に特別に「獅子三礼」が奉じられます。これは「石橋」や「望月」といった曲に登場する獅子の舞を、この路上能のための特殊演出にて演じるものです。
いずれも普段目にすることの少ない演目ですので、是非御覧下さい。
父尉
弓矢立合
金春安明師による講演
金春穂高師による仕舞体験
銀座金春通りの様子
過去の動画
2023年
2022年は、新型コロナウイルス感染症の流行により、中止となりました。
2021年は、新型コロナウイルス感染症の流行により、「特別演能」形式での開催となりました。
2020年は、新型コロナウイルス感染症の流行により、中止となりました。
2019年
2018年
2017年
過去の講座動画
第39回
第38回
第37回